こんにちは。
愛知の司会・バイリンガルMCの
五艘英里です。
「最初の印象が悪いがために後々苦労する」「第一印象が全てを決める!」
なんて言われることがあります。
たしかに、最初の印象があまり良くないと、あとから挽回するのに時間がかかる場面もあるかもしれません。
弊社の「引き寄せトーク」研修でも、第一印象についてお伝えする事が多々ありますが
第一印象だけが関係性を決定づけるわけではありません。
ある時「第二印象」「第三印象」という言葉を知りました。
印象について考えるうえで無視できない概念だと思いましたので、シェアさせていただきます。

第二印象は、「少し話してみたあと」や「何度か顔を合わせたあと」に抱く印象。
たとえば…
- 静かで控えめな印象だったけど、意外にお笑い好きで、時々冗談も言うんだな。
- 見た目はちょっと怖いけど、人情深く、優しい人だな
という、いわゆる「ギャップ」が見えてくる段階で、初対面でも築かれます。
第三印象は、もっと時間をかけて、何度も会った先に感じられるもの。
表れるのは、相手の「習慣」や「行動パターン」です。
↓
第一印象:静かで控えめな雰囲気に見えたけど、
第二印象:お笑いが大好きみたいで、会話が盛り上がると冗談も言う。
第三印象:メールのレスポンスが早くて、仕事はスムーズ。細かいところにも気がつくタイプ。
第一印象:クールで少し近寄りがたい印象だったけど、
第二印象:話してみると穏やかで、人の話を丁寧に聞いてくれる。
第三印象:約束の時間をきっちり守る。言葉だけでなく行動にも誠実さがにじみ出ている。
第一印象:元気で明るい人だなという印象だったけど、
第二印象:人の気持ちに敏感で、場の空気をよく読んでいる。
第三印象:いそがしくても雑にならず、誰に対しても対応が安定している。
第一印象より、むしろ第三印象が、その人との関係を深める決め手になるのかもしれません。

印象は、相手が感じ取るものではありますが
自分自身が「どんな印象を持たれる人でありたいか」
そして、そのベースとなる行動や習慣は、以下のように、自分で選び取る事ができます。
理想の自分:「信頼される人でありたい」
習慣:
- 約束の時間を守る
- レスポンスを24時間以内に返す
- ミスや遅れがあったら自分から先に報告する
理想の自分:「話しやすい人でありたい」
習慣:
- 相手の話をさえぎらずに最後まで聞く
- 話す前に一呼吸おく
- 相手のペースに合わせて話すスピードやトーンを調整する
理想の自分:「前向きでエネルギーのある人でいたい」
習慣:
- 1日の終わりに「よかったこと」を3つ書き出す
- 自分や他人への小さなねぎらいの言葉を口にする
- 朝5分だけストレッチや深呼吸の時間をつくる
理想の自分:「感情に振り回されない人でいたい」
習慣:
- イライラしたときは10秒間黙る
- 感情を書き出して客観視する
- 夜にスマホを見ない時間を決める
理想の自分:「言葉に説得力のある人でありたい」
習慣:
- 日常の気づきをノートにメモしておく
- 週に1回、SNSを投稿する
- 本を読んだら、3行で要約して話すクセをつける
「こうありたい」→「理想の自分はどんな習慣を持っているか?」と考えていくと、
理想が少しずつ現実の輪郭を持ち始めます。
多くの方にお楽しみいただいている弊社のオンライン講座
人が何かを習慣化させるために必要な21日間という日数、まず取り組みます。

「自分はどんな印象を持たれているか?」よりも、
- 「どんな印象を持たれたいか?」
- その印象を支える「習慣はどんなものか?」
第一印象の重要性!に疲れた時こそ、ぜひ一度、思い巡らせてみてください。
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