
メラビアンの法則をご存知の方は
たくさんいると思いますが
相手の印象を構成する3つの要素
言語情報(Verbal)…7%
聴覚情報(Vocal)…38%
視覚情報(Visual)…55%

これは非言語情報が、9割。
だから言葉そのものは何でもいい
という単純な話ではなく「これらを一致させる事が大切」と
引き寄せトーク講座では何度も分かち合うポイントですが
実際に、どんな言葉で語るか
そのもの、というよりも
「人柄が声に出てる」
「間が心地いい」
「テンポが良くて聴きやすい」などといったよく聞く表現の通り
どんなテンポで、どんな間をとって、どんな声で話したか
の方が、よっぽど聞いてくださる方の印象に残ったりします。
逆に、どんなに美しい言葉を話していても
声、間、テンポやリズムが不適切だと
悲しいほど届かない、という事も多々。
あまりにも緻密で可視化もできない表現のため
「センス」という言葉で片付けてしまいそうになるのですが
才能でも何でもなく
習得できるものだったりします。

大切なポイントは
「間」を恐れないこと。
もっと言うなら
「間」を、相手の発想を待つ時間
と捉えること。
たとえば結婚式の司会だと
「東海地方に伝わる伝統的な婚礼行事といえば…」
(あーお菓子まきね)※この間、1秒
「お菓子まき」
といった具合です。
普段の会話でも
「この曲懐かしいなー」
「懐かしいねぇ」
(あんなことや、こんなこと)※この間、あなたなら何秒くらい欲しいですか?
「楽しかったなぁ」
「うんうん。〇〇が流行ってね。〜〜」
といった風に
発想を思い起こすための
呼吸のような間がある事で
会話は深みと面白みを増してゆきます。

発想を溢れさせる余白でもある「間」を怖がらず
むしろ相手の発想を待つ時間と捉えれば
話さなきゃ、話さなきゃという脅迫観念からも
先の見えない焦りからも解放されつつ
自分も相手も楽しめる会話、自然に楽しめるようになります。
この「間」の概念。
すごく、日本語的で、私はとても愛おしく感じます。
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